2017年07月23日

【熊本城復旧記録】戌亥櫓(いぬいやぐら)(4)

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【熊本城復旧記録】
戌亥櫓(いぬいやぐら)(1) 2016年4月
戌亥櫓(いぬいやぐら)(2) 2016年7月〜12月
戌亥櫓(いぬいやぐら)(3) 2016年12月〜2017年4月


つづき

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2017年5月6日撮影

戌亥櫓は地震で隅石が一本になってしまった。

この状態でもう一年以上頑張っている。

ここは地震後まったく手付かず。

大天守は2年後の2019年に修復が完了するように工事が進められている。

復旧が進むところ、まったく手付かずのところ、熊本城もいろいろです。



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2017年5月8日撮影

冬、ここから加藤神社の鳥居が見えた。

今は葉っぱで隠れている。

熊本城は四季の移り変わりがよくわかる。

地震で傷つきボロボロになったけど、時間はどんなことがあっても止まらない。

当たり前のことだけど、ここにいるといろいろなことを気づかされる。



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2017年5月8日撮影

いつも隅石の一本石垣ばかり撮っているので、違う角度で。

戌亥櫓台は北面が崩れたけど、全面が崩れ落ちたのではなく、このようにぽっこり膨らんだ状態で踏ん張っているところもある。

ほとんどの人が一本石垣に目がいきがちだけど、私はこのぽっこり石垣の頑張りももっと知ってほしいと思う。中の栗石が外に外に出ようとしているところを築石が押さえている。これも本当にすごい。



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2017年7月24日撮影

ショック!

何が起きたの? どうしてこんな風になってしまったの?

久しぶりに熊本城へ。加藤神社へ行こうと思い歩を進めていると戌亥櫓に変化が。

これもうれしい変化ではなく、悲しい変化が。

戌亥櫓の外壁の下見板が剥がれています。

まさかこんな風になるとは。

地震で傷つき、それでも今も頑張っている櫓です。

満身創痍だと思います。だから、こんな風になってしまうんだと思うけど・・・。

これは悲しいな。



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2017年7月24日撮影

西出丸から見た戌亥櫓です。

よく見ると一枚ではなく二枚外れています。

地震で倒れることなく、建っている櫓もやはり弱くなっていますね。

こういうの応急処置がなんとかできないだろうか。。。


つづく

posted by 夢子 at 09:05 | 2016年熊本地震後の復旧熊本城