2017年07月24日

【熊本城復旧記録】宇土櫓(うとやぐら)(3)

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【熊本城復旧記録】
宇土櫓(うとやぐら)(1) 2016年6月〜10月
宇土櫓(うとやぐら)(2) 2016年11月


つづき

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2016年11月30日撮影

前ページの11月23日では、まだふとんかごの中に栗石を入れる作業は途中でしたが、1週間後には完全に作業も終わり、重しの役目をしっかり果たしていました。

これからどれくらいのこの状態なのかわからないけど、ネットもふとんかごもよろしくお願いしますね。

『ふとんかご』という言葉はこの作業がはじまり始めて知りました。

地震で失ったものもたくさんあります。でも、それ以上に知ったこともあります。

たくさんの方々の想い、愛は当然ですが、今までまったく関わりのなかった世界も。

このふとんかごもそのひとつです。


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2016年12月5日撮影

色づいています。

昨年の秋とまったく変わってしまった熊本城。

これから先、地震前に戻るには長い時間がかかるけど、どんな状態でも春も夏も秋も冬もやってきます。

今年の秋は、今年しか感じることができない、見ることができないから、ひとつひとつ心に留めておきたい。



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2016年12月15日撮影

今年もあと半月で終わります。

今、どんな気持ちで宇土櫓はここに建っているんだろう。

話しがしたい、宇土櫓と。



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2016年12月23日撮影

続櫓の白いシートは痛々しいけど、宇土櫓は美しい。

地震前はもっともっと美しく、凛と佇んでいた。

地震後はあちこち傷ついたけど、それでもやっぱりすごい櫓だ。

宇土櫓の被害については先月(11月18日)、報道機関に公開された。

◎1、2階はしっくい壁の剥落がひどい
◎1階の廊下の床が建物中心に向かって大きく傾いている
◎2階の鉄鋼製の補強材(昭和2年の解体修理のときに取り付けられたもの)が1ヵ所たわむ
◎2階の敷居が1ヵ所破損
◎3階のかもいが1箇所外れ落下
◎4、5階は大きな被害はなし


ただ、建物の構造自体には大きな被害はみられないとのこと。

あれだけ大きな地震だったので、細かい被害は当然だと思います。

でも、建物の構造自体はなんとか大丈夫だったので、ホッとしました。


つづく

posted by 夢子 at 10:30 | 2016年熊本地震後の復旧熊本城