2017年07月27日

【熊本城復旧記録】市役所14階展望ロビーから見た飯田丸五階櫓(1) 2016年5月〜8月

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2016年5月18日撮影

飯田丸五階櫓、熊本地震で石垣が崩れ隅石一本になり櫓を支えている。

奇跡の一本石垣と言われてる。

2段の石垣の上に造られた五階櫓、平成17年(2005年)に復元されたばかり。

それがこんなにひどい姿になってしまった。

でも、隅石が必死に支えている。

櫓といっても五階櫓でとても大きい。

建屋は35トンもの重さがある。

その半分の17トンを隅石だけで支えている。

きついでしょう。辛いでしょう。

でも、今は頑張ってとしか言えない。

地震からずっと頑張っているのに、それなのに頑張ってしか言えない。

ごめんね、一緒に支えてあげることができなくて。



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2016年7月21日撮影

飯田丸五階櫓の倒壊防止工事が6月初旬はじまった。

この巨大な緑の鉄骨で、緑の腕で櫓を抱きかかえる。


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2016年7月21日撮影

慎重に慎重に、西側に移動し、その後櫓の下に差し込む。

地震がなけば、こんな工事は必要なかった。

でも、地震は起きてしまった。

櫓を守るため、隅石を守るための工事、作業員の皆さん、どうかどうかよろしくお願いします。



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2016年7月29日撮影

緑の腕が櫓の下に差し込まれ、櫓を支えています。

これで隅石への負担が軽減されました。

よかった。本当によかった。



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2016年8月12日撮影

飯田丸五階櫓の倒壊防止工事は大林組のみなさんのおかげで無事終わりました。

ゼネコンの力、すごいです。

地震でめちゃめちゃ傷つき、ぼろぼろになったのに、関係者のみなさんの力で隅石も飯田丸五階櫓も助かりました。

ありがとうございます。

空の上で、清正公と覚兵衛さんもホッとしていると思います。


つづく

posted by 夢子 at 10:02 | 2016年熊本地震後の復旧熊本城