
い草といえば、日本にかかせないものです。
我が家にも和室があります。
寝室も和室で、畳の上にふとんを敷き寝ています。
近頃は生活スタイルが欧米化して、家の中はフローリング中心のお宅が多いです。
和室もひと部屋あればいいほうでしょう。
でも、い草って日本の風土にあっています。そのい草、畳の本当の良さを見直してみませんか?
私にい草、畳の良さをうまく伝えることはできないと思うけど、ちょっとでもい草のことを知ってもらえればと思い書きますね。
地球に優しいい草・人にやさしいい草
1、畳(い草)は暖かさを逃さず、冷たさを遮断します。
2、畳(い草)は長時間かけて水分を吸収・放出します。
3、畳(い草)は音を和らげます。
4、畳(い草)は穏やかな色調と自然な香りが心地よさを演出します。
5、畳(い草)は二酸化窒素を吸着し、空気を浄化します。
熊本県八代にあるファミリーファーム OKAさんは、280年続くい草農家です。
い草農家、い草栽培から畳表加工職人である7代目織り師岡さんは、染土、着色剤、添加物など使わず有機肥料も自家製堆肥、ぼかし有機肥料をふんだんに使い、い草を育てています。
7代目織り師岡さんが作るい草、畳は、すっぴんい草、すっぴん畳表と呼ばれています。
すっぴんい草は、朝3時から刈り取り、そのまま生きた状態で20時間かけてゆっくり乾燥されます。
生きたままの状態でじっくり乾燥することにより、色・香り・艶を封じ込めます。
⇒い草「織り師」の事件簿
7代目織り師岡さんのブログです。
い草のことがよくわかりますよ。
写真は現在のい草の様子です。
い草は、12月に植え付けをします。
植え付けをしたら成長するのを待つだけではありません。
有機栽培のぼかし肥料を振ったり、い草が倒れないように支えをしたり、い草の成長段階で上のほうを切ったりと・・・
手間暇かかる作業が続きます。
い草は170cmほどまで伸びるそうです。成長したい草を見てみたいですね。
収穫したあとは、選別して乾燥。
その後畳を織ります。
こうやって書くと簡単そうなんだけど、全然違います。
重労働であり、職人技を要する作業です。
これが日本の伝統です。
い草を私たちは今後もずっと受け継いでいかなければならない。
私はい草を作ることも畳を織ることもできません。
でも、和室を残し、国産のい草を使うことでい草文化に少しは貢献することができるのではないでしょうか。
私ひとりじゃなく、消費者がひとりでも多く国産い草の畳を使えば、日本の伝統文化である畳は残っていくでしょう。
畳は定期的に表替え又は裏返しをすれば、畳床も長持ちします。
畳を貼り替えれば、家具も移動するので普段できないタンスのうしろなども掃除ができます。
畳を貼り替えれば、床板の点検も出来るので白蟻の早期発見などもできます。
と長くなってしまいましたが、ファミリーファーム OKAさんのい草の畳表の加工場を一部ご紹介します。

い草に霧吹きで水分を与えているところです。
水分を与えないと、い草がポキポキ折れてしまいます。

畳織り機です。
左右からい草が1本ずつ畳織り機に入ってい草を織っていきます。

わかりにくいと思いますが、1本ずつ交互になっています。
昔はこれを手作業でやっていたんですよね。

い草を選別中です。
これがすごいです。職人技ですよ。
い草を手に取り、折れているい草などを取り出します。

織り師岡さんから手渡されたい草です。
最初はどこかダメなのかわからず・・・
よーく見るとい草に傷がついています。
この傷を一瞬にして見極める岡さんの目はすごいですよ。これぞ職人です。

okaさんのすっぴんい草 愛畳表(あいじょうおもて)です。
すっぴんい草は、染土も着色剤も添加物を使っていないい草・畳表です。
実際に手にすると香りがよく、肌ざわりがいいです。

畳って毎日使っているというよりも、あって当然のものだと思っていましたが、い草を見て、岡さんの話を聞き、畳を織るところを見て、岡さんの話を聞き、い草の良さ、畳の良さを実感しました。
年々い草農家は減っているようです。後継者がいないところもあります。
でも、本当のこのままでいいのでしょうか?
日本伝統のい草、畳を後世にきちんと残さないといけないのではないしょうか?
今は中国産の安い畳もたくさんあります。
安いものを買いたいという消費者心理はわかりますが、今一度国産のい草を見直してみませんか。
⇒ファミリーファーム OKA
⇒い草「織り師」の事件簿
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